とある夏のイテテキャスト

アキラ役　吉田晃平

アクション俳優になりたくて高校卒業後、単身中国に渡り、北京体育大学で講義を受けていたという、見た目によらず超アクティブな男、吉田くん。もちろん中国拳法の使い手であり、まさかいじめられっ子で主演を果たすとは？でも監督は覚えていると言う、吉田くんと面接した日。彼が、「ぼく、主役にぴったりでしょ？」とのたまったことを・・・。低血圧で、撮影期間中、朝は見た感じ、いつも死にそうであった。助監督及川くんの絵描きゲームによって、絵が超・ヘタであることが判明した。得意な料理はカレー。特に水分の多いカレーが好きらしい。

ダイゾウ役　ダイモン

居酒屋で主任をこなす傍ら、俳優目指して映画に出演しているダイモン。１年半くらい前だろうか、、路頭に迷いそうになっていたときに監督に出会い出演を希望した。いつも元気で明るく、細かいことを気にしない彼は、ノリで日程を間違えることが多い。性格は安定しているがそれゆえ、女の子から「つまらないやつ」と言われたことがあるらしい。そして彼から来るメールにはいつも最後に☆が・・・。了解です☆！こんな感じだという。絵はヘタだが吉田くんほどではなく、おいしいとこを持っていかれたと思っているらしい。得意な料理は餃子である。撮影中に２００個の餃子を作った。

ヒデキ役　小林敬介

いつもは船橋でエレベーターを作っている小林くん。偶然mixiを見て出演を希望した。映画が好きで、監督よりはよく映画を見ている。アイディアが豊富で急にアドリブが必要になってもなんなくこなす。しかしあまりにアイディアが豊富すぎて思いつき始めると収拾がつかなくなり、撮影が進行しなくなることもあるという。好きな遊び場は、ジェイジェイ。ラーメンが好きなようだが、料理が得意かどうかは、わからない。

ジョウジ役　櫻井克至
新潟出身で、今は外房の大学でマルチメディアを学んでいるという櫻井くん。mixiを見てスタッフでの参加を希望したが、監督は見た瞬間から出演に決定していたという。ちなみに監督との面接の際、電話番号を教えなかったため、監督は待ち合わせ場所で右往左往した。料理がかなり得意なようだが、撮影中作る機会がなかったため、確認が取れていない。はったりの可能性もあると言われている。また、卓球は一般の人の１０００倍の強さだと本人は語っている。

ヨウヘイ役　斎田龍也

龍也くんは高校生役唯一の、現役高校生である。しかし非常に肝が太いと言うのか、目がしっかりと輝いている。高校生の役はmixiその他で募集したため、倍率が一番高かったのだが、監督は彼の目を見て選んだらしい。本業はプロデビュー目指してバンド活動をしているギタリスト。声が渋い。ラーメンは超コッテリ好きだが、太らない体質のようだ。料理は、たぶん出来ない。

カオリ役　三藤晶子

クランクイン直後はまだしも、撮影が後半になっても決まらなかったカオリ役。かつて「夜明けまで」に出演した際の演技力が買われ、再登板となった。しかし出演シーンがダイモンと２人きりのシーンしかなかったため、他のメンバーとは実は助監督の及川くんを除き、誰とも会っていない。コントロールが非常によく、モノを投げさせたら天才的である。本業は子供のカメラマン。料理はちげ鍋を作った。

歯科医役　鈴木明日香

クマ先輩と呼ばれている。監督の作品の常連出演者である。しかし今回は主な出番が１日しかなかったため、撮影期間中はほとんど料理を食っていただけと言っても過言ではないだろう。みんなが日替わりで作る料理を一番楽しみにしていたのは彼女である。特にタコ焼きのときの狂喜乱舞ぶりは狂気の沙汰であった。ちなみに出演の時は風邪で声が出なかったため、実は全部アフレコである。また、撮影の手伝いでマイクを持ったまま、寝るという。教室のシーンではエキストラも。

あすかのホムーページ

歯科助手役　田原加奈

助監の及川くんが、バミくんの代わりに手伝いとして連れてきたのだが、なぜか事前に身長などを聞かれ、当日行ってみると衣装が用意されていたという。演技は非常にナチュラルである。本業はイラストレーター。仕事で使うパソコンは押入れの中に設置してある。１日しか参加していないため料理の腕は不明だが、情報によるとあまり作らないらしい。

先生役　及川智史

主に助監であったが、学校のシーンで先生役を演じた。実は河野作品での出演は初めてではないが、演技が格段にうまくなっていたため、監督は内心驚いたという。スタッフの項目にも書いてあるが本業はアニメーション作家。そのせいかどうか、撮影期間中、絵を描く遊びを超流行らせて、師匠として君臨した。料理は全般にうまく、ありものでうまい物を作る。撮影期間中もっとも料理をした回数が多かったのはダントツで及川くんであろう。

エキストラ　小林弘之
通称、バミくん。主に助監督として参加したが、思いがけず学校のシーンでエキストラ出演を果たす。周りからは、何年も留年したかのような風格があると評価されていた。ただしアドリブはきかない。味に関して感性が鋭く、料理は非常にうまい。安い材料で作った鳥肉の鍋は特筆すべきうまさであった。本業は監督業兼会社員である。

エキストラ　河野和男

監督も顔は映らないが出演している。学校のシーンで、アキラが一人寂しく玄関を出ようとしているときに、楽しそうに友達と喋っているのが彼である。ちなみにその友達役はバミくんである。一般に、河野監督作品では急にシーンが追加されることがあり、たいてい裏方が出演する。

記録機械　河野和男の写真サイト